家づくりにおいて最初にやったほうが良いこと┃まずはこれから!

家づくりにおいて最初にやったほうが良いことについて、独自の視点から紹介していきます。

さくら
さくら

建築を仕事としている一人として、一人でも多くの人に建築の楽しさを知ってもらいたいと思っています。
そして、建築に関わって悲しい出来事に出会わないで欲しいと思っています。
今回はそんな思いから書いてみた記事です。

2022年4月時点における情報です。

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家づくりにおける主なプロセス

家づくりにおける主なプロセスには以下がある。
そして、今回の記事にしているのはこのプロセスに入るための第一歩という位置づけである。

  1. 土地探し
  2. 家を建てる会社選び
  3. 土地購入の申し込み
  4. 住宅ローンの検討と事前審査
  5. 家のプラン作成
  6. 建築費用の見積依頼・建築会社決定
  7. 工事&土地契約
  8. 建築確認申請・住宅ローンの正式申し込み
  9. 着工
  10. 完成・引き渡し
さくら
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ざっくりと書いても結構なプロセスがありますね。
今回の記事は、このプロセスに入る前にやった方が良いと思っているコトです。
なので、家づくりの第一歩と思っております。

家づくりにおいて最初におすすめすること

それは、間違いなく「資金計画を考えること」である。
※予算が多大にある方はこの限りではない。

さくら
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家づくりのプロセスは各家庭で自由だし、住宅を何棟も建てて引き渡していてその道のプロであるハウスメーカーや工務店が付いていれば問題はない、と思っていました。
しかし、実際に何件か住宅展示場やモデルハウスを見て感じたことは「危険と思われる提案がされていること」でした。
その点を踏まえて、今回の記事を書くに至っています。

どうして最初が「資金計画」なのか?

単純明快な理由で、買い物に関して「予算」を決めずに進めることは非常に危険だからである。
ましてや、一括払いではなく、長期的な分割払いとなればなおさらである。

家づくりで組むローンは借金であり、返さなければならない負債である。
よって、資金計画は「返せそう」ではなく、「返していける」で組まなくてはならないのである。

例え話として。
5,000万円の資金計画が適正な家庭を仮定する。
A工務店では坪単価100万円。
B工務店では坪単価50万円。
土地は建築条件なしの100坪で2,000万円。

デザインが気に入ったとしてA工務店に訪問し、ぐんぐん話を進めるが、無理のない返済プランでは30坪までしか建たない。
外構等を考えると、さらに小さい家しか建てることができない。
ここで諦めて他の工務店に変えられれば良いのだが、一生に一度の買い物として奮発し、5,500万、6,000万と予算をあげてしまう例が多い。
結果としてはいろんな面で不自由な生活を送るか、家を手放す可能性が生じる。

気に入ったA工務店を自ら”選択”しているので、諦めにくくなる心理が働くところでもある。

実際にはB工務店でも同じようなデザインはオプションで対応が出来て、オプション・外構込みの50坪を予算内で建てられている可能性に目を向けられないまま…。
最初に、A工務店とB工務店を比較検討出来ていれば、このような事実はなくなると思われる。

さくら
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上記は極端な例ですが、類似事象で家を手放している人を何人か見てきています。
こだわりを取り入れた家が新築時から大幅に値引きされた状態で売りに出されるのは辛いですよね…。
だからこそ、「資金計画」が最重要であり、最初にすべきことなのです。

「資金計画」を考える方法

プロと相談するのがベスト
このプロとしては、ファイナンシャルプランナー資格を有する人を推す。

オススメはFP事務所。
保険の見直し提案を受けつつ、将来のお金の計画を相談しながら、自分のライフプランに合わせた住宅資金計画を練ることができる。

さくら
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最近はFP事務所や保険会社と相談するだけで本やギフト券をもらえる機会もあるので、時間、労力、個人情報を使って終わりではなく、個人にあった資金計画+アルファのリターンがあるのは嬉しいですね。

FP事務所や保険会社との相談の他にも、以下のような方法がある。

  • ハウスメーカー・工務店との打合せ
  • 不動産会社との打合せ
  • 住宅展示場での相談会
  • ネット相談
  • 自ら実施する
さくら
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住宅・不動産系では、建てられる上限・平均的なところを教えてくれますが、個人に合ったプランを必ずしも提案してくれるとは限りません。
どういう医療保険、生命保険、学資保険などの資産を持っていて、将来の資金計画と合わせて、どこまで返済計画をたてることができる資金計画なのかを知ることが重要です。

まとめ

家づくりにおいて最初にやったほうが良いこととして提案したことに関するまとめ。

  • 家づくりのプロセスに入る前に、まずは資金計画が最重要。
  • 盤石な資金計画により、新居に住んでからも快適なマイホーム生活を送ることが出来る。
  • 資金計画はお金のプロに相談することがベスト。
  • 所有資産・収入・支出計画などを含めてトータルの相談ができるFP事務所や保険会社との資金計画がオススメである。
さくら
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ハウスメーカーや工務店と話していて、年収だけで建てられる家の予算がある程度決めっていくのは少し驚きました。
子どもの結婚資金にこれくらい残したい、〇年後に車を乗り換えたいなど、そこそこ大きな出費も見込んだ資金計画をもとに返済計画をつくることが良いと私は思っています。
そして、建てる前だけではなく、建てた後も楽しいマイホームライフを送る人が減らないことを祈っております。

おまけ

私はと言うと…。

さくら
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私は、保険を扱っているFP事務所と財形住宅金融株式会社で資金計画について相談しています。
どちらも保有資産をほぼすべて開示するので恥ずかしいですが、だからこその資金計画だと思うので、腹を割って話せる分、遠慮しないで色々と聞くことが出来ました。
また、事前にかなり調べている方だとは思いましたが、それでも甘い部分が見つかって、プロに聞くのは非常にタメになりました。
1社ではなく、2、3社の話を聞くことで、偏らない目を持てると思います。

さらに。

さくら
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ネットで評判の良かった”不動産会社”と”ネット相談”についても、これから試してみたいと思っています。
不動産会社はSUUMOカウンターを検討中で、ネット相談はタウンライフ家づくりを申し込み中!
こちらもいずれ記事にしてみたいと思います。

不動産会社への相談

口コミではスーモカウンターの評判が高かった。
段取りからアドバイザーに相談ができるので、家づくりの検討初期段階でも問題なし。
しかも無料で、後の営業もないので心は軽い。

⇒SUUMOカウンターのリンクは「こちら」。

ネット相談

口コミではタウンライフ家づくりの評判が高かった。
こちらは資金計画だけではなく、間取り・土地の提案もあるということで、家づくりの初期段階では少し情報過多なところもあるが、数社と同時に連絡が取れるという利点がある。

⇒タウンライフ家づくりのリンクは以下のアイコン。

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北国の建築士、家を建てる。
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