北国の冬に土地探しがオススメの理由を紹介します。
そして、冬の土地探しにおいて見てほしいポイントを確認していきます。
雪があったり、寒かったりすると外に出るのは億劫ですよね…。
そんなときこそ、土地探しに行ってみませんか？
北国において避けられない”雪”という悪条件下で土地を見ることは非常に重要なのです！
土地の探し方は？
土地の探し方は大きく2つ。
■土地の探し方
① 自分で探す
② 会社に探してもらう
自分で探す場合、ハウスメーカー等の会社に探してもらう場合のどちらにおいても、最後に決めるのは自分です。
長く住む土地だからこそ、後悔はしないように決めたいものです！
以降の内容はどちらの場合にも当てはまると考えています。
北国の冬に土地探しをオススメする理由
北国の冬に土地探しをオススメする理由、それはズバリ「雪」の状態を見れること！
生活していくうえで悪条件の1つである積雪状態のチェックはオススメしたい。
土地探しでは良い条件だけ見たくなるものですが、後で後悔しないためにも悪い条件を見ることは重要だと思っております。
日本における地方と季節の組み合わせにおいて、「北国＋冬」は最も厳しい部類に入ると思いますので、北国の土地における積雪状態は最悪にも近い状態を確認できる最良のタイミングなのです！
冬の土地探しにおいて見てほしいポイント
冬の土地探しにおいて見てほしいポイントは以下。
① 除雪・排雪状況
② 降雪による道幅の変化
③ ゴミ捨て場
①除雪・排雪状況
除雪・排雪状況のチェックは最もオススメしたい！
除雪の有無は道路の通行しやすさに直結する。
つまり、除雪がされる土地であれば人・車の往来がしやすいということである。
人・車の往来しやすさは、徒歩・運転による外出のしやすさに関係するので非常に重要である。
排雪の有無は道路の見通しやすさに直結する。
つまり、排雪がされる土地であれば雪山が少なく視認性が高いということである。
雪山が多いと、人・車の視認性が悪くなり、事故が起きやすくなる。
自身だけではなく、家族にも関係するので非常に重要である。
また、除雪・排雪の有無はその土地における雪かきの難度にも関係するので、非常に重要なチェックポイントである。
除雪・排雪状況のオススメチェック時期は大量に雪の降った後！
除雪については除雪車が通った後があるか、排雪については除雪車が通った後にできる道端の雪山があるか、という点を見るのが分かりやすい。
将来的な土地の希望エリアが決まっているのであれば、車を走らせてみたり、実際に歩いてみたりすることによる除雪・排雪状況のチェックをオススメします！
②降雪による道幅の変化
降雪による環境変化のチェックもオススメしたい。
特にチェックして欲しい点は降雪後の道幅。
降雪が続くと除雪・排雪の頻度が高くても道幅が狭くなりやすい。
普段は２車線でも降雪時は１車線になる道であれば、歩行・運転は非常に辛くなる。
土地情報には前面道路の道幅は記載されるが、冬においてはそのうちの何割が削られるのか、その削られる時期はどれくらい続くのかについて、事前のチェックは重要であると考えられる。
私が見て回った土地の中では、道幅が狭くなるという理由で冬期間は車を使用する人がほとんどいなくなる地域もありました。
これはその地域に住む方が偶々教えてくれた情報でしたが、そのときまで自分も失念していたポイントだったので、みなさんが後悔しないように残したいなと思ったポイントです。
よって、「① 除雪・排雪状態」に近い内容でもありますが、ご容赦を。
③ゴミ捨て場
特別なことではないけども、ゴミ捨て場のチェックもオススメである。
チェックして欲しい点はゴミ捨て場までの導線とゴミ捨て場周辺の状況。
ゴミ捨て場までの導線については、ほぼ毎日往復する道の長さ・経路・歩きやすさを確認してほしい。
特に、冬においては、”除雪・雪かきした道を通れるのか”・”未踏の道を通らなければならないのか”、という点は足元の装備が変わってくるので、事前のチェックは重要と考えらえる。
ゴミ捨て場周辺状況のチェックも忘れてはいけない。
外に設置されるゴミ捨て場は雪の影響を大いに受けることがあり、雪のせいでゴミ捨て場からゴミが溢れている場所も見かける。
そして、そういった場所ではカラスが待機していて、ゴミ捨て場周辺にゴミが散乱することも少なくない。
降雪時でも問題なくゴミ捨て場が機能しているかどうかという点は衛生上の観点からも重要であると考えられる。
”ゴミ捨て場のチェック”について、本記事では冬に特化して記載していますが、土地探しにおいて通年でオススメしたいチェックポイントの１つです。
まとめ
北国の冬に土地探しをオススメする理由と見てほしいポイントのまとめ。
北国の冬においては、雪が降ると路面が悪くなるので外出は億劫になりますよね。
しかし、そんなときこそオススメなのが、土地探しなのです！
具体的な場所が決まっていなくても希望するエリアで構わないので、その場所周辺における最悪のコンディションを確認することによって、その悪条件が許容できてそのエリアを希望し続けらえるのか、それとも違うエリアも候補として考えていくのかという選択肢を考えることができます。
後悔しない家づくりのためにも、良い条件だけではなく、悪い条件も確認することは非常に重要です！
