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我が家の家づくりに関して紹介します。
この記事ではさくら家の敷地における配置計画に関する検討結果を紹介します。
2022.02 一条工務店と仮契約
2022.12 土地契約
2023.01 一条工務店と本契約
2023.11 完成・引越し
北国の建築士による一条工務店・グランスマートでの30坪の家づくり
マイホームに関する記事まとめは「コチラ」
マイホームづくりは各家庭で異なると思います。
こういった考え方もある、という参考になればと思って記事を書いています。
住宅の配置計画検討へ
土地が決まったタイミング。
決まった土地に対して、急ぎ住宅の配置計画へ。
土地情報については、以下を参照。
土地が決まったタイミングで、配置計画を急ぎ検討しました。
目的としては、住宅の大きさ・向き、駐車場の配置、住宅へのアクセス等を考えなくてはならなかったからです。
これらは、なんとなく住宅を決めてからでは遅く、先に概ね検討しておくべき事項と考えております。
配置計画案
配置計画は大きく2案を検討した。
かなりの数を考えていましたが、ほとんどの案はこの2案の派生形として考えることができると考えられたので、2案を以下に紹介していきます。
案① 住宅の形を整形とする案
当然考えるべき案。
住宅の形を整形とすることは、以下のメリットが得られると考えられる。
- 単純な形なので耐震性を確保しやすい
- 角の数を最小とすることができ、断熱性・気密性の点で有利
- 複雑な要素を省けるため施工の精度が上がりやすい
案② 住宅の形を不整形とする案
整形案の対案として考えた案。
住宅の形を不整形とすることは、土地利用の効率性をあげるメリットのみに尽きる。
整形とすることのメリットを失うことは、小さくはないデメリットであると考えられる。
採用した配置計画案
採用した配置計画案は「案② 住宅の形を不整形とする案」である。
理由は、少しでも良い条件で置きたいものを置きたいからである。
住宅の条件よりも優先して置きたかったものは以下である。
- 物置
- カーポート
物置については、自転車・タイヤ・スノーボード等、普段は使わないものを住宅内に置きたくなかったので、どうしても敷地内にスペースが必要であった。
「案① 住宅の形を整形とする案」では、どうしても玄関の前に物置が来てしまう配置になるので、それを避けている。
玄関の前に、車と物置のどちらを配置するか検討した結果でもある。
カーポートについては、冬における車の雪下ろしを避けたかったので、どうしても敷地内にスペースが必要であった。
「案① 住宅の形を整形とする案」では、カーポートを配置するスペースがギリギリとなるため、家づくりが進んだ際に配置できないというリスクを避けている。
ここで疑問に思うかもしれない。
「左・下・右にある三周のスペースが大きいのではないか?」と。
これは、隣地トラブルを避けるために離隔距離として敷地境界と住宅の間を1,250mmあけているためである。
これを妥協すればもう少し違う結果もあり得たが、譲れなかった。
住宅の性能を考えるうえで、住宅のカタチを整形にすることが理想でした。
しかし、欲しい条件を突き詰めて天秤にかけた結果、理想を捨てて、現実の中でできることを突き詰めていくことで家づくりを進めております。
建築士でも諦めることは諦めなければならない、これはしょうがないことですね。
もちろん、大きい敷地を購入すればこんな結果ではなかったと思いますが、お金は有限ですので…。
まとめ
我が家の敷地における配置計画に関する検討結果について。
我が家の敷地における配置計画に関する検討結果を紹介しました。
欲しい条件を突き詰めて天秤にかけた結果、住宅の形については、理想であった整形を諦め、不整形を受け入れて検討を進めることとしております。
それでも欲しかった物置とカーポート。雪国だからこそです。
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