一番最初に説明された内容こそ、その会社のストロングポイント!
セキスイハイムでは「鉄骨構造」と「低メンテナンス費」をアピールしてました。
今回の住宅展示場では「パルフェJX」を見学。
セキスイハイムに行ってみました。
「かえりた~い♪」のCMでおなじみですね。
鉄骨構造
家の材料は大きく分けると、「木」・「鉄」・「コンクリート」。
セキスイハイムでは、このうち「鉄」を用いた家づくりを採用。
鉄を用いた「鉄骨構造」を採用するメリットはその強さに有り!
代表的なところとして、「耐久性」・「耐震性」、そこから生まれる「空間の自由度」がある。
耐久性
鉄骨は高層ビルにも使われる「SS400鋼材」を使用。
めっきには、亜鉛ーアルミニウムーマグネシウム系の溶融めっき「ZAM」を施工。
140年も経ったら、住宅ローンも余裕で払い終えてるね!
耐震性
鉄骨の梁と柱を接合し、ボックス型に一体化。
このボックス型の1ユニットを複数繋げてできる「ボックスラーメン構造」で家を構成。
高層ビルにも採用される構造を応用しているので、耐震性が非常に高い。
「鉄」・「ラーメン構造」は、ともに粘り抵抗型に非常に有利ですね。
この型では、大地震でも急激に倒壊しないので、命を守りやすい構造とも言えます。
空間の自由度
耐震性でも触れている「ボックスラーメン構造」は、空間の自由度を高く設定可能。
この構造では、筋交い・耐震壁・ブレースを必ずしも必要としない。
そのため、家の構造強度による制限を少なくでき、家づくりの幅が広がる。
営業さんも触れていたので、マイナスポイントも1つ。
ボックスラーメン構造では、丸みを帯びた外壁など、特殊な形状の建物は困難です。
簡単に言えば、標準的なレゴブロックで再現できるお家の形状が対応範囲になります。
低メンテナンス費
建てた後にかかるメンテナンス費用を大幅に削減する工夫が多い。
高耐久タイル外壁
暴露実験において60年以上の品質確保が実証されたタイル外壁を使用。
接合部に挿入するガスケットは接着剤を使用しない工法を採用し、紫外線や雨の影響による歪みやひび割れ、剥がれがなく、約30年も品質を維持可能。
外壁タイルは工場内で高精度に貼られるため、ムラの無い仕上がり。
「ナノ親水」技術により、タイル表面にナノレベルの薄さの水膜を形成し、汚れは雨で洗い流し、美しさを自然にキープ。
外壁に関するメンテナンス費用は、人生に1、2回分で済みそうですね。
外壁のメンテナンスは足場を組んでの大掛かりな工事になることが多いので、人件費や塗装費を考えると、回数が少ないほど、メンテナンス費用は少なくなりますね。
DNシートの屋根防水
水をはじくDNシートで屋根全面を覆って防水。
素材の継ぎ目はシートを溶剤で溶かして塞ぐので、雨漏りやすが漏れの心配が小さい。
DNシートは再塗装やサビの心配もゼロ!
まとめ
セキスイハイムの展示場を訪ねて、一番最初にアピールされたポイントのまとめ。
CMのような「あったかさ」よりも、採用している会社が多くはない鉄骨構造のメリット、メンテナンス費用の少なさがアピールポイントと感じました。